黒豚とは
黒豚は豚の種類の一つである「バークシャー種」を指しています。
そしてバークシャー種の中でも、純粋種と呼ばれるもののみが黒豚と呼ばれています。
純粋種とは、バークシャー種同士の交配によって生まれた豚のこと。
国産か外国産かということは特に問わず、純粋種のバークシャー種であれば全て黒豚と表示されています。
黒豚はなぜ高い?
黒豚は、なぜ普通の豚よりも料金が高いかというと希少価値があり、飼育に時間がかかるから!
通常の豚であれば半年程度成長して出荷されますが、黒豚は8ヶ月程度。
他の豚に比べて2ヶ月以上長く飼育されていて、手間暇がかかっているというわけですね。
体重が100キロを超えて110キロから120キロ程度になると市場に出回ります。
そして、今では全国で黒豚が取り扱われていますが、特に評判が良くて有名なのが、かごしま豚!
今では、「かごしま黒豚」という言葉が商標登録されるほどブランド価値が上がっています。
通称「黒いダイヤモンド」と呼ばれるぐらい高級食材として扱われています。
かごしま黒豚は、黒豚の中でも最高峰として認知されている存在です。
そういったブランド価値も影響し、仮に親豚どちらかがバークシャー種だとしても、違う品種と掛け合わさって、できた豚は一切黒豚という表示できません。
黒豚の味の魅力とは
黒豚は全体的に肉質がやわらかく、豊潤な肉質となっています。
そして、脂肪分も雑味が無く、クセのない仕上がりになっているものばかり。
同じ黒豚でも地方によって餌が違うので、微妙に風味や香りが違うことがあります。
信州黒豚として有名な長野県の黒豚は、餌としてリンゴをあげているケースもあり、甘みのある味が特徴。
一方、かごしま黒豚は餌として、さつまいもあげているケースが多くなっています。
さつまいもによって飼育された黒豚は悪性の不飽和脂肪酸を減らし、後味のさっぱりと肉質を実現!
臭みを減らし、豚肉そのものの味を堪能できる仕上がりとなっています。
黒豚の最も美味しい食べ方はしゃぶしゃぶ
黒豚を美味しく食べるならやはり、しゃぶしゃぶがおすすめです。
理由としては、黒豚は多少お湯に通して茹でても固くならないという魅力があります。
肉の繊維がきめ細かく、歯切れよいので食べやすいということも挙げられます。
もともと肉質が非常に柔らかいので、さっとお湯にくぐらせるだけで柔らかい食感を得られます。
素材の良さをそのまま味わうことができるしゃぶしゃぶこそが、黒豚を堪能できる食べ方といえるでしょう。
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