飛騨牛はどのぐらい存在する?
飛騨牛は年間で1万程度の数が出荷されています。
その内、最も品質が高いといわれる5等級は飛騨牛全体の出荷数の30%ほど。
そして、4等級は45%ほど、3等級が25%ほどとなっています。
一般的に焼肉店やレストランなどに出荷されているものは4等級が多いということになります。
3等級と5等級では同じ飛騨牛でも質が全く違います。
金色のラベル
5等級の場合は、最高級品になるため、金色のラベルが貼られています。
昔と違い、表示の厳格さが求められています。
この金色の5等級シールが貼っているものは厳正な審査を通過したという証になります。
飛騨牛はどこで飼育されている?
飛騨牛は岐阜県の飛騨地方で飼育されています。
特に飛騨牛の生産や販売が有名なところでは飛騨市、高山市、下呂市の三市が挙げられます。
この地方は森林が多くあり、北アルプスなどに囲まれた山の近くにある地域です。
澄んだ空気ときれいな水が流れている地域で、牛にとっても好都合な場所です。
米や野菜など農家が盛んな地域で、飛騨牛にとっても理想的な環境が整っています。
飛騨牛が有名な地域ということで街中を歩いていても、飛騨牛の看板がとても目につく町です。
個体識別番号が用意され管理も万全!
飛騨牛は全て販売時に個体識別番号が配布されています。
出生地、出生日、種別、飼育場所、飼育者など全てが把握できるようなシステムになっています。
昔と違い、徹底的に管理された飛騨牛のみが市場に出回るような状況なので安心です!
もし偽装していれば個体認識情報に登録されておらず、すぐに問題が発覚するでしょう。
昔のように偽装が行われる確率はかなり低くなっています。
個体認識情報は全く手間を掛けず、個人でも簡単に調べられます。
ネットで誰でも簡単に個体識別チェック!
現在では、インターネットから簡単に検索することができます。
なのでお家にネットがあれば、誰でも気軽に飛騨牛かどうかをチェックできます。
飛騨牛の個体識別がチェックできるページ⇒http://www.hidagyu-gifu.com/
安心できる環境が整ったことは消費者にとって嬉しいですね。
飛騨牛は身近な存在になった?
飛騨牛と言うと、「高価なお肉」という印象があるかもしれませんね。
実際に5等級の飛騨牛はかなり高額で、その認識に間違いはありません。
しかし今では3等級に該当するものも飛騨牛として認められています。
昔は3等級のものや、4等級のものは飛騨牛として認められていませんでした。
そのため、飛騨牛といっても値段はピンキリ。
3等級のものであれば、比較的安価に入手できるような状況になっています。
3等級と言っても、もちろん質が劣るということはありません。
低価格で飛騨牛を堪能してみたいという方に、人気の和牛といえるでしょう。
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