六白黒豚とはどんな豚?
六白黒豚とは体の6ヶ所の部位が白くなっていることから名付けられています。
足の4本と尾、そして鼻周辺です。
それ以外は真っ黒な毛の色をしている見た目が特徴です。
だいたいが六白黒豚というと、かごしま黒豚を指しているケースが多くなっています。
飼育過程とは
鹿児島の六白黒豚は8ヶ月の飼育期間を経てから出荷されます。
他の豚よりも数ヶ月飼育期間が長いので、それだけ手間隙かかっているんですね。
飼育期間が長いことでサシ(霜降り具合)がとてもきめ細かに生成されています。
それによってとっても美味しいお肉に出来上がるんです!
エサは何を食べているの?
主にサツマイモを軸として、それ以外に各農家によって麦を混ぜて飼育しているケースがあります。
さつまいもの甘み、麦の低カロリーという2つの要素が混ざり合って最高のお肉ができるというわけです。
六白黒豚と他の豚の違いとは
普通の豚は脂肪分が多く、多く食べると太ってしまうというイメージがあるかもしれませんね。
しかし、六白黒豚はアルカリ性の麦を飼育過程で多く摂取しています。
それだけアルカリ度が他の豚に比べて高いんです!
アルカリ性のメリットとは
食材の中でも肉類や魚類は酸性食品で、野菜や果物などがアルカリ性食品と言われています。
酸性食品ばかりを食べていると高タンパク、高脂肪のものを多く摂取してしまいがち・・・。
しかしそんな中、六白黒豚はアルカリ性となる麦を日頃から摂取していますから、弱酸性に近いんですね。
簡単に言ってしまえば、とてもヘルシーなお肉というわけなんです。
臭みがなくて食べやすい
そして他の豚との違いとして、臭みがないというメリットもあります。
豚特有の臭みがあるのは脂分の質の問題です。
普段の肥育から気を使っている六白黒豚なら、そのようなリスクもほとんどないんです。
脂身がさらっとしていて、臭みとは無縁です。
六白黒豚が美味しい理由はアミノ酸の含有量
六白黒豚が美味しく感じられる理由の一つとして、アミノ酸の量の違いが挙げられます。
アミノ酸が一般の豚の倍に!
一般の豚の100gあたりのアミノ酸含有量は100mg~110mg程度と言われています。
しかし、六白黒豚になると同じ100gの中でも200mg以上のアミノ酸含有量があることが判明!
芳醇な香りとおいしさを感じられる要因は、こういったところにも隠されていたんですね。
アミノ酸が多いとなぜ良いの?
アミノ酸は体の生成にとっても役立つ成分なんです。
骨、血、筋肉、皮膚などありとあらゆる場所にアミノ酸が存在します。
よくアミノ酸配合のサプリメントなどもありますね。
アミノ酸を摂取すると神経伝達物質に作用するので脳に味覚面でも刺激を与えるというわけです。
それにより、より一段と美味しく感じられるというわけですね。
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