シャポンの生産状況とは
現在日本にいながら、シャポンを入手方法は2つ。
一つは鹿児島産のシャポンを手に入れる方法、もう一つがフランスから輸入して仕入れる方法です。
どちらにしても希少価値があり、一般的なスーパーなどでは手に入れるのは難しいと言えるでしょう。
シャポンの輸入品もほぼ皆無?
フランスからシャポンの輸入品を扱っている業者もありますが、シャポンの国外流出は5%のみ。
つまり、ほとんどはフランス国内で流通しているということになります。
日本で手に入れるのは、かなり低い確率と言えますね・・・。
高級鶏として人気
一般的な肥育鶏は屋外で11週間程度しか飼育されませんが、シャポンは屋外で23週間程度。
しかも、オス同士で刺激し合わないようにするため、少数で飼育されています。
つまり、とても大事に育てられている鶏というわけですね。
日本での入手なら鹿児島シャポン
フランスの輸入品よりもむしろ鹿児島で生育されているシャポンの方がまだ入手しやすい状況です。
ただ、日本でシャポンが生育されているのは近年に入ってからです。
まだまだ多くの数が普及しているとは言えず、希少価値は相変わらず高いです。
鹿児島シャポンの肥育飼料について
鹿児島のシャポンは、フランスのようにトウモロコシだけで飼育しているわけではありません。
トウモロコシ以外に米ぬか、ネギ、農家によってはおから、ちりめん、芋なども与えています。
フランスとは違った日本の食文化を取り入れた飼料といえるでしょう。
ジューシーな肉質を実現!
鹿児島のシャポンにはしっかりとした栄養を与え、適度に運動させる土壌で育てています。
そのため、脂身と肉の引き締まり度合いがちょうど良い割合に!
運動と休息をほどよく与えることで、一般的な肥育鶏よりもパサつきを抑えることに成功しています。
一般的な七面鳥とどう違う?
クリスマスなどお祝い事に思い切って七面鳥ではなく、シャポンを使ってみたいという方もいるかもしれませんね。
しかし七面鳥とは、全くもって格が違います!
価格はおよそ10倍?
高級品質のシャポンは価格も高額になっていて、1羽3キロのもので3万円程度。
一方、七面鳥は1羽3キロ程度のもので3500円前後といったところでしょうか。
ここまで金額差があるのも驚きですね・・・。
それだけシャポンのほうが希少価値が高いことが伺えます。
今後さらなる期待が持てるシャポン
日本では鹿児島の龍治農場が最初にシャポンの生産に取り掛かりました。
そして秋田でも、シャポンの生産に取りかかったというニュースが流れてきています。
今後、シャポンがもっと身近なものになれば、美味しい鶏肉を味わえる機会が増えそうですね。
コメント