飛騨牛と神戸牛の違い
日本で有名な牛肉といえば、神戸牛が最初に思い浮かぶかもしれません。
確かに口の中でとろけるような脂ののった肉は多くの方に食されています。
飛騨牛と神戸牛では、肉質に違いがあります。
脂肪交雑比率が違う?
飛騨牛と神戸牛では、その基準となる条件が異なります。
飛騨牛は歩留等級と肉質等級によって判別されます。
一方、神戸牛の場合は歩留等級とBMSで判断されます。
つまり、神戸牛の方がより脂肪交雑具合がポイントとなっているわけです!
BMSとは
BMSは脂肪交雑のことで、1から12のランクに分かれます。
その内、脂身がたくさん入った6以上にならないと神戸牛としての基準に満たしません。
それだけ脂身の割合が多く、綺麗な霜降り状のお肉だけが神戸牛となるわけです。
女性は飛騨牛の方が食べやすい?
脂肪交雑が重要な判断材料となる神戸牛に対し、飛騨牛は総合力で決まります。
脂肪交雑以外に見た目も判断基準となります。
神戸牛のように脂身が多いからといって、飛騨牛に即なるというわけではありません。
赤身と脂肪のバランスが絶妙
BMSの値が高くなればなるほど脂身の量が増加します。
逆にそれが脂っぽいと感じる方もいるようです。
しかし、飛騨牛はそのようなものはあまりなく赤身と脂肪交雑のバランスが絶妙です!
飛騨牛のほうが、かえってヘルシーなお肉といえるでしょう。
赤身部分が多いお肉も!
脂肪交雑が少なくても飛騨牛と認定されるケースもたくさんあります。
飛騨牛は肉質等級が3以上のものなので、比較的条件が緩いといえるでしょう。
脂肪交雑が少なくても肉が引き締まっていて、良い肉質と判断されれば肉質等級で3以上になるケースもあります。
全体的にバランスの良い肉が飛騨牛
飛騨牛は、枝肉の多さと脂肪交雑以外にも判断材料がいくつかあります。
赤身の色艶、肉の引き締まり具合、脂肪の色艶といった総合的な判断で決定します。
総合評価として、肉質等級が決まるので見た目の印象では、神戸牛以上に良いと感じるケースもあります。
カロリーが気になる方は飛騨牛!
赤身の量が多く、むしろ脂っぽい感覚がなく食べやすいと評判なのが、飛騨牛です。
脂っぽくないのでスライスすれば、しゃぶしゃぶに最適!
もちろん焼肉やステーキとして使用するのにも理想的なお肉となっています。
神戸牛ほどのブランド力はありませんが、日本を代表するブランド牛肉の一つ。
品質が確かということは間違いありません。
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