一番違いが分かる黒豚しゃぶしゃぶ
豚肉の中でも味・品質ともに優れた「黒豚」。
せっかくの美味しい豚肉を食べるなら一番美味しい食べ方が良い!
と言う方には、定番だけどやっぱり「しゃぶしゃぶ」がお勧めです。
他の料理は?
しゃぶしゃぶ以外にも「黒豚餃子」や「黒豚とんかつ」などがあります。
どれも美味しいんですが、素材の味を一番楽しめる食べ方は、味付け最小限のしゃぶしゃぶです。
どの黒豚がオススメ?
黒豚は今やいろんな場所で生産されています。
有名な産地は
埼玉県産「彩の国黒豚」
群馬県産「とんくろー」
岡山県産「おかやま黒豚」
香川県産「讃岐黒豚」
などがあります。
今回お勧めしたいのは、「鹿児島産」の黒豚です。
なんで鹿児島?
もともと黒豚は海外の豚です。
それを江戸時代後期に鹿児島に移入されたのが、日本の黒豚飼育の始まりと言われています。
なので鹿児島は黒豚に関して日本で一番歴史があり、膨大なノウハウを蓄積しています。
その伝統ある味わいは、一時、肉市場にて牛肉並みの価格が付けられたほどです。
そのことから鹿児島の黒豚は「黒いダイヤモンド」の称賛を受けました。
純粋な黒豚
黒豚の基準でもありますが、
「純粋バークシャー種の交配によって誕生した豚」
と言う定義が国より決められています。
そして純粋な黒豚は「鼻」「足の先4本」「しっぽ」の計6ヵ所が白い事から「六白」と鹿児島では呼ばれています。
肝心な味は?
うんちくが多くなってしまいましたが、肝心な味については
- 歯切れが良い
- 旨味が凝縮
- 甘味がある
- 脂がサッパリ
- くさみなし
- 水っぽくない
と、口当たり・歯切れ良し・非常に深みのある味わいになっています。
実際の数値でも、旨味成分や、脂の融点が通常の豚とは大きく違う事が分かっています。
また栄養価も豊富で、昔の戦の際には兵糧として連れていたことから「歩く野菜」とまで言われています。
塩でも美味しい!
鹿児島の六白黒豚は、本当に旨味がたっぷり凝縮されています。
なのでしゃぶしゃぶでは見かけませんが、「塩」を少し付けて食べても非常に美味しいです。
とくに塩だと、豚肉の「甘味」をたっぷり堪能できます。
変わった食べ方だと…
鹿児島では「そばつゆ」で食べる有名な黒豚レストランがあります。
そして鍋の中には、これでもかと言うぐらい薄く切った「ネギ」を入れます。
もちろん他の定番野菜も入れるのですが、主役は完全に「黒豚」と「ネギ」です。
しめには「そば」を入れて、そばつゆに黒豚から出た上質な出汁を絡ませながら食べるそばは絶品です。
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