ランドレースってどんな豚?
画像出典:http://www.pref.aichi.jp/
日本人がイメージする豚と言えば、耳が垂れ下がったピンク色の豚が多いかと思います。
その豚は、ランドレース種なんです!
つまり、一番最初に思い浮かぶ、「最も有名な豚」がランドレース種というわけです。
日本で一番数が多い豚!
日本で最も頭数が多い品種なので、日本人は特にランドレース種のなじみが深いといえるでしょう。
ただ純粋なランドレース種よりヨークシャーなどと交配した雑種の割合のほうが大きくなっています。
知らず知らずのうちに食べている豚がランドレース種だった、ということも多いはずです。
なぜランドレース種は多いの?
一番の理由は繁殖能力の高さ。
他の豚に比べて繁殖する数も多く、順調に育つ割合も高いんです!
それでいて肉質も絶品なので、好まれているというわけですね。
ランドレース種どんな特徴があるの?
ランドレース種の胴体の長さは、他の豚よりちょっと長いんです。
その分、お肉が取れる割合が多いというのも魅力の一つです。
産肉能力が高いければ、農家の人も嬉しいですからね。
見た目はどんな感じ?
ランドレース種は、もともとデンマークのランドレース種が基盤となった品種です。
被毛は白色ですが、色々な交配を繰り返している豚もいて、ピンクっぽい見た目をしている豚もいます。
大きさはどのぐらいになる?
大人の成豚となる頃には、オスの場合で330キロほど、メスの場合でも270キロほどまでなるんです!
バークシャー種よりも、一回りも二回りも大きいサイズです。
逆に言うと体が大きいので、それだけ食べられる量も多く、市販には格安で流通しているというわけです。
ランドレース種に肉質とは
ランドレース種は比較的、脂分が少なくて赤身比率が多いとされる品種です。
活動的なので背脂肪が薄いという特徴があります。
脂肪交雑が少なく、赤身が好きな人には好まれている品種の豚といえるでしょう。
三元豚には欠かせない
ランドレース種は、いろいろな組み合わせで生育される三元豚の中でも重要な役割を担っています。
三元豚の主な品種はランドレース、バークシャー、デュロック。
中でもランドレース種は発育性の良さや産子数の多さもあって、三元豚の中でも欠かせない存在となっています。
日常的な食生活で欠かせない品種
バークシャー種(黒豚)のような希少性や高貴な肉質を誇るというわけではありません。
ただし、普段食事で調理する時には、十分に柔らかさを感じさせてくれます。
食べやすさもあって価格も安いので、日本人に好まれる豚肉といえるでしょう。
また、加工のしやすさにも定評があります。
ハムやベーコンなどにこのランドレース種が使われるケースもとても多いですよ!
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