鶏のタタキ
「鶏のタタキ」
食べた事ありますか?
新鮮な鶏を生で食べる習慣は九州地方が主なので、あまり食べた事がある人は少ないと思います。
しかし一度食べたら、あの食感と味は忘れられません…!
地鶏のタタキなら尚更…!
美味しい鶏のタタキを地鶏で作ると…
地鶏特有のコリコリ感が加わり、コリコリ食感を楽しめば楽しむほど、地鶏の旨みも溢れ出てきます。
食べごたえある食感と、止まらない旨味…
口の中がいつまでも幸せです♪
地鶏を超えた鶏
さらに地鶏を超えた鶏肉があるのをご存知ですか?
フランス産が有名な「シャポン」と呼ばれる鶏肉です。
現地でも1羽で万を超える価格で取引されます!
さらにクリスマスなどのシーズンでは予約購入も困難なほどの人気な鶏肉なんです。
地鶏とどう違うの?
そもそも地鶏と通常の鶏肉の違いは、
通常鶏:孵化60日程で出荷
地鶏 :孵化80日以上で出荷
が一番大きな違いです。
他にも飼い方などがあります。
詳しくは⇒地鶏って何?気になって調べてみた
地鶏は80日以上で、産地によっては半年近くも育てます。
話を戻して、対するシャポンは半年以上の飼育をした鶏です。
地鶏の飼育期間を超えた、滅多に味わえない鶏がシャポンなのです。
そしてシャポンの最大の特徴は「去勢」された雄鶏と言う事です。
去勢してると何が違うの?
去勢する事による最大の要因は「ケンカをしない」です。
成鶏になると闘争本能が芽生え、鶏同士でケンカをし、お互いを傷つけてしまいます。
しかし去勢された鶏は闘争本能が弱まり、成鶏以降も飼育が可能になります。
実は成鶏になると、性成熟が始まり、肉質や味にも変化が生まれます。
それがシャポンと地鶏の味の違いになる訳です。
なんで希少?
シャポンは「去勢」が第一の条件です。
しかし鶏の去勢技術は非常に難しいのです。
そして第二に「半年以上の飼育」です。
通常の2か月出荷に比べると3倍以上のコストがかかります。
そして半年間飼育する場所も大変です。
(ケージに入れない地面での放し飼いなので。)
なので、元祖であるフランス以外でシャポンを作ろうとする人がいないのです。
しかし日本で唯一シャポンを作る人が!
世界の誰もがシャポン生産に中々手を出さない中、日本で唯一生産を始めた農場があります。
鹿児島にある「龍治農場」さんです。
規模はまだ小さいですが、餌や飼育方法にも大変こだわったシャポン作りをしています。
そして鹿児島ならではの…
シャポンを作る龍治農場さんは鹿児島にあります。
通常は1羽売りなのですが、地元の方用に「タタキ」も作っていました。
近くにお寄りの際はぜひ足を運んでみる価値あります!
⇒http://www.kanoya-chikusan.com/member/shapoon-kagoshima.html
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