ヨークシャー種について
画像出典:http://www.jmi.or.jp/info/word/ta/ta_012.html
ヨークシャー種はイギリス原産の白色種豚になります。
ランドレース種と似ていますが、ランドレース種より胴体がやや短く、耳が立っているのが特徴。
日本では純粋種のみの豚よりも、いろいろな品種を掛け合わせた雑種が多く流通しています。
純粋種のヨークシャー種はいない?
ヨークシャー種は、非常に希少な品種として知られています。
その中でも、中ヨークシャー種はほとんど日本で飼育されていません。
日本ではヨークシャー種のみの純粋種はほとんどおらず、三元豚の割合が多くなってきました。
ちなみに三元豚とは、ランドレース種と大ヨークシャー種とデュロック種を掛け合わせたものです。
ヨークシャー種は2種類いる?
ヨークシャー種の分類としては、中ヨークシャー種と大ヨークシャー種に分かれます。
中ヨークシャー種は250キロから350キロ程度。
大ヨークシャー種は350キロから380キロ程度の豚を指します。
ヨークシャー種は一長一短?
ヨークシャー種は肉質がやわらかく、脂肪分も少ないため食べるのに好まれている品種です。
一方で育てるのに時間がかかり、発育速度が遅いので農家ではあまり好まれた品種ではありません。
農家はあまり飼いたくない?
昔の日本は、純粋種のヨークシャー種も飼われていたといわれていますが、今では三元豚を中心とした雑種が中心。
費用対効果があまり良くないため、純粋種のヨークシャー種は飼っている農家も非常に少ないです。
ただし、肉質が絶品!
育てるのに時間がかかってしまうという難点がありますが、肉質の良さには定評があります。
現在でもヨークシャー種の血を受け継いでいる豚は数多く存在しています。
発育速度の速さに定評のあるランドレース種と掛け合わせることで、発育がよく肉質の良い肉を実現しました!
ヨークシャー種の肉質の特徴とは
肉と脂肪の割合に均衡がとれていて、肉繊維が細かいのが特徴です。
しゃぶしゃぶ、すき焼きなどの料理にも好まれて使用されています。
ジューシーさを感じさせてくれる品種
肉と脂肪の割合が良いので、噛んだ時に肉汁がほどよく溢れてきます!
しゃぶしゃぶやすき焼きなどでも、油っぽさや水っぽさを感じさせない魅力があります。
加工品としても人気
そのまま焼いたり、煮たりする料理も好まれていますが、加工品としても貴重な存在に!
市販に流通しているベーコンはヨークシャー種を使用したものが多くなっています。
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