黒豚の歴史
歴史を辿れば1885年に琉球王国時代から渡来したと言われるアグーが有名。
今でも沖縄を代表する銘柄豚として人気があります。
日本を代表する黒豚の歴史
日本を代表する黒豚と言えば、かごしま黒豚が有名です。
かごしま黒豚は1609年、中国大陸から各島を転々とし、伝ってきたといわれています。
昔から継承されているわけではない?
日本各地に銘柄豚が存在しますが、昔からの豚がそのまま継承されているわけではありません。
何度も品種改良を重ねて、今の形になったというのが大半です。
かごしま黒豚の歴史とは
日本を代表する、かごしま豚ですが、実は外来種と交配を重ねて今の形になっています。
交配を重ねたのは明治初期に渡来したイギリスのバークシャー種です。
外国種とのハーフが見た目も質も最高というわけです!
なんだか最近の日本の芸能界と似ている?(笑)
かごしま豚のブランド化はつい最近?
かごしま豚はバークシャー種と交配を繰り返していますが、それは平成に入ってからも続いています。
つまり今現在でも、より良い肉質を作るために品種改良を行っているのです!
すでに100年以上の歴史が!
かごしま黒豚がイギリスのバークシャー種と交配を繰り返したのが明治の最初ですから、すでに100年以上が経過。
かごしまを代表するさつまいもを主な餌として、上質な肉質を実現することに成功しました。
黒豚の品種改良の方法とは
肉質の良い、かごしま黒豚を作るために特に気を使っているのが子豚の能力テスト。
子豚の段階でより優れた肉質、運動能力、肉の形態などを検査することで品種改良に成功しました。
交配種の選別
閉鎖群育種法という方法を採用し、血縁関係を調べて交配種を決定しています。
優れた肉質を誇る黒豚同士を掛け合わせることで、より良い肉質を実現させようという狙いです。
品種改良ごとに名前も変更
品種改良が終わり、肉質レベルが上がったと判断されれば、銘柄豚として名前がつきます。
かごしま黒豚はサツマ、ニューサツマ、サツマ2001など。
「肉質が優れ、能力が高いこと」、「繁殖能力が高いこと」、などの特性から判断されるそうです。
かごしま黒豚は、日本の銘柄豚の中でも取り立ててブランド力が高くなっていますね。
その結果、年々審査基準も厳しくなり、特定の黒豚だけが認定されるようになっています。
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