生姜の生産について
生姜は湿度の高さと20度以上の環境が最適と言われています。
乾燥する地域では生成が難しく、湿度の高い東南アジアや日本で生成されている植物です。
ただ、日本での生産数はそれほど多くなく、わずか5万トン程度。
全世界では150万トンを超える量が生産されているといわれています。
そう考えると、日本の生産量は微々たるものですね。
ほとんどが輸入に頼っているのが現状と言えるでしょう。
ちなみに日本では西日本が特に生産数が多く、高知を筆頭に比較的温暖な地域で生育されています。
そして世界的には、インドと中国が有名です。
東京中央卸売市場では、中国産の生姜と高知産の生姜が全体の9割程度!
つまり、日本の食卓で利用されているものは、だいたいがこのどちらかというわけですね。
国産「黄金しょうが」
通常のしょうがより香味・辛味が4倍あると言われる国産の「黄金しょうが」。
高知での栽培が盛んですが、農業王国の鹿児島でも栽培されています。
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料理に飲み物に簡単にアレンジできて、美味しく便利な逸品です。
生姜の生育過程とは
生姜はだいたい8ヶ月ぐらいの生育期間によって収穫されます。
4月頃に植え付けを行い、11月の上旬には収穫される、といった流れになります。
ちなみにこれは、日本の気候に合わせたもの。
世界では、温暖な気候条件が整っていれば、一年中生育されている植物です。
生姜を育てるには、何か種を埋めるというわけではありません。
生姜を育てるには、また生姜が必要!
ただし、生育し終えた生姜ではなく、子供のこぶし程度の小さな生姜を使用します。
サイズというと、だいたい50g前後のものが良いでしょう。
土は石灰と堆肥を混ぜ合わせたものを使用します。
また肥料を混ぜて行うケースもあるでしょう。
植える深さは、だいたい10cm弱程度。
最初にたっぷりと水分を土に含ませます。
1ヶ月ほどして芽が成長したタイミングを見計らい、土を根元に寄せていきます。
寄せて理由は、葉、茎が高く成長するので根元をしっかりと支えるためです。
そして適度に水をやりながら生育させていき、秋の収穫時期に葉が黄色くなってきたら掘り起こします。
収穫後の保存方法とは
収穫した後は茎部分で切り落とし、土が多少残ったままの保管で問題ありません。
最適な温度は15度程度と若干低めです。
ただ、収穫シーズンを考えると特に冷蔵庫などにしまっておかなくても、問題ないでしょう。
高温のところで保管していると芽が出たり、へたったりして傷んでしまう可能性があります。
その場合は、冷蔵庫の野菜室にしまうなど温度を意識して保管しましょう。
そして生姜は、採取してすぐに食べなければいけないというわけではありません。
むしろ2ヶ月ほど寝かしても良いぐらいです。
繊維が安定し、味も濃縮になると言われています。
保管する時は衛生環境の保たれたところに置いて、害虫に気をつけながら保管すると良いでしょう。
保存も簡単!効能も引き出すしょうがパウダー!
しょうがは生のすりおろし等よりも、乾燥させて食べた方が効能があります。
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原材料も香味辛みが通常のしょうがの4倍あると言われる国産黄金しょうが。
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