但馬牛とは最高級牛肉の元祖!

但馬牛 牛肉の豆知識

但馬牛について

但馬牛

但馬牛は、兵庫県内で飼育されている黒毛和牛のことです。

名前の由来は兵庫県北部の但馬地方から。

良質な肉質として、日本でも随一の評価を受けているブランド牛です。

但馬牛と神戸牛は違う品種?

但馬牛という名前は知らなくても、神戸牛なら知っているという人が多いかもしれません。

この2つは違う品種というわけではなく、但馬牛の中で厳選されたものが神戸牛と認定されます。

神戸牛も但馬牛ということが言えますが、やはり知名度やブランド価値を考えると神戸牛が上。

レストランでも「神戸牛」と認定された肉をあえて、「但馬牛」と表記するケースは無いでしょう。

神戸牛と但馬牛の歴史

 

但馬牛は美味しくない?

但馬牛で脂肪交雑が高いと神戸牛と認定されますが、決して肉質が劣るというわけではありません。

むしろ脂身が苦手な人は但馬牛のほうが好きという人も。

「神戸牛よりも、但馬牛の方が食べやすい」なんて語っている人は食通かもしれませんね。

でも、ちょっと嫌味な奴と思われるかも(笑)

 

但馬牛について詳しく知ろう!

但馬牛は、兵庫で飼育されている牛がすべて認定されるわけではないんです。

外来種の血統が入った牛は、但馬牛としての査定からは排除されています。

伝統を引き継いだ雄牛の精子を引き継いだ血統のみ、但馬牛として認められています。

但馬牛として認められるには

血統だけでなく、生後30ヶ月前後に限定されたもののみが但馬牛として出荷されます。

そして脂身の交雑を示すBMSの値だけでなく、歩留等級も審査対象となります。

歩留等級とは、枝肉のこと。

どれだけお肉が取れるかということも審査対象となるんです!

年間出荷頭数とは

但馬牛として世の中に年間で出荷される数は5500頭。

例えば、同じブランド牛の飛騨牛は年間1万頭を超えています。

そういったことからも、但馬牛の希少価値が伝わってきますね。

 

全国的なブランド牛も但馬牛がルーツ

全国各地に有名なブランド牛がいますが、もともとは但馬牛の血統を受け継いでいる牛が多いです!

前沢牛も飛騨牛も佐賀牛もすべて、但馬牛の血統を継承し、品種改良されたものばかりです!

佐賀牛とは

全国的に有名な牛肉も高い品質!

すなわち、全国各地の銘柄牛も但馬牛と同じ系統を引き継いでいるため、肉質に定評があります。

口の中に広がる風味や感触は、但馬牛に負けていません!

ただ元祖の牛肉を堪能したいという場合は、やはり但馬牛にかなわないのかもしれませんね。

なぜそんなに但馬牛は好まれるの?

人間にとって美味しいと感じられる旨み成分が、豊富に含まれているのが最大の原因。

例えば、グルタミン酸やアミノ酸など、他の肉に比べて高い数値を記録しています。

食べた後に口の中に広がる感触は、他にはない風味を生み出しているというわけですね。

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